PAPCについて

ご挨拶

あらゆる情報を、『使える』データへ。

当財団は、特許庁が1990年に世界に先駆けて開始した手続の電子化を補完し、電子による手続が可能となった後においても、引き続き紙の書面で提出された手続書類の内容を、電子情報に変換(データエントリー)することを目的として設立されました。

以降30年以上にわたり、特許庁の求める100万文字に1文字以下のエラー率という極めて高い品質を維持しながら、紙の書面の電子情報化を継続して実施することを通して、産業発展の要となる知的財産権の保護と利活用が円滑に行われることに貢献してまいりました。

その間、2017年には、情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)の国際認証登録を受ける等、特許庁に対して行われる手続情報を扱うという使命の重要性に鑑み、世の中のニーズの変化に迅速・的確に対応すべく鋭意努力をしてきております。

また2022年からは、長年の特許庁業務で培ったノウハウや、構築してきた独自システムを利用した電子情報化サービスを、広く民間の皆様にも提供させていただくことにいたしました。紙資料をテキストデータ化することによる情報の有効利用や、イメージデータ化することによる紙の廃棄等をお考えでしたら、是非私共のサービスのご利用をご検討ください。

引き続き、知的財産権の保護と利活用が円滑に行われることに貢献するとともに、民間の皆様の電子情報作成にも貢献するために、職員一同職務に専念してまいりますので、今後とも皆様方のご支援、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

一般財団法人
工業所有権電子情報化センター

会長 小長啓一